逆・タイムマシン経営論ー楠木 建・杉浦 泰ー

同時代性の罠
直面しているから違和感に気付けない
バイアスがかかってただいい意思決定ができない
因果関係の理解において錯乱した状態
▶︎本質を見極めるために近過去をから学ぶ
変化(事実)を振り返ることで普遍の本質が浮き彫りになり、因果関係を正しく見ることができる
起きた事実は豊かな文脈を持っている
文脈思考が自分の仕事に役立てる実践知を引き出しその他大勢と同質化することを避けるのに重要
■飛び道具トラップ:その時代の思いつき
表面的な真似事:DX、サブスクなど
手段の目的化してしまう
戦略が先行、ITは戦略を実行する上で必要ならば取り入れる手段

花王、ヤマト、セブンイレブンは先着的必然性の中で情報システムの整備が必要だったから成功した
「情報システム」だけをまねてもうまくいかない。文脈剥離。
飛び道具トラップ発生プロセス
①同時代空気の土壌の上で
②人々の耳目を引く成功事例が生まれ
③それを「飛び道具サプライヤー」が煽る中で
④同時代ノイズが発生し
⑤飛び道具が過大評価され
⑥関心を持つ人々による事例文脈からの文脈剥離が起こり
⑦文脈無視の強制移植が行われ
⑧手段の目的化、自社文脈とに不適合により逆機能が起こる

回避するには
自社の戦略ストーリーを固める
事例文脈を理解する
抽象化し論理で本質(因果)を掴む
具体と抽象を行き来する
■激動期トラップ:今を過剰に捉える
インターネットで全て変わる
ポストコロナで働き方が変わる
AI・ロボットで仕事がなくなる
大きな変化は後からわかる

インフラが整備されずに普及されない
要素はシステムに先行する
人間の重要は連続性があるが、技術は非連続
非連続な技術は不安
過剰な問題解決の押し売り
セグウェイ
3Dプリンター


■遠近湾曲トラップ:隣の芝は青い現象
時間的、空間的に遠い事象を過剰に美化する
シリコンバレーはなんでもスゴイ
昔の日本企業はよかった
少子高齢化で未来に期待が持てない

超多産多死により高速の新陳代謝がシリコンバレーの実態

自分の周りの粗ばかりを見ようとする傾向がさらに増幅する

昔は人口増加=悪だった

ミクロとマクロは混ぜるな危険
事実と反する引っ張られやすいバイアスをうまく解説している
3つのトラップに振り回されている現状に気がつける
「じゃあどうすれば?」と思うところが既に「必殺技」を求めている思考なんだなと思った

基本的なことをしっかりと考えて、その達成のために必要なことを選んで行かなければならない。今どうしたくて、何が障害になってうまくいかないのか?
その障害を取り除くためにはどうすれば良いのか
にしっかり向き合おう

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