じゃけがり本。
でもすごく面白かった。
今までと違う文化を受け入れつつ、作りかえる力は料理でも、いや、料理の方こそ真骨頂という気がした。
新しくつくることの難しさはなんでも一緒だなーと感じたし、取り込み方はむしろ参考になる!
まずは、とんかつは「洋食」だということ。洋食なの?と感じたけど、日本人は天武天皇の時代から肉は穢れると考えて好んで食べなかったらしい。
だけど、明治維新で国交が回復して、交流だったり、体力差だったり、不便があって、明治天皇が自ら肉を食べて公に解禁をしたけど、1200年以上続いた文化はそう簡単には変わらなかった。
まず、西洋料理との違いは、肉や牛乳といった食材だけじゃなくて、パンにあうメニュー、油を多く使う焼き料理、ナイフ、フォーク、スプーンの食器類、一人一膳ではない大勢でテーブルを囲むスタイル、など全然違う文化を受け入れることだった。そんな中、肉は素材として受け入れて、あくまでもコメのおかずに合うように調理するメニューが開発されていく。牛鍋であり、関西でのすき焼き。これで庶民の食事に入っていく。パンはもっと厳しく、室町時代からあるものの普及しない。米に代わるのは荷が重く、保存性と調理いらずな点で兵士の食事として、主食ではなく菓子としてのあんぱんの開発によって庶民に浸透する。(あんぱんを発明したのが今の木村屋)
そして肉食解禁から60年、牛から鳥、豚へと広がり、パンが安定して製造できるようになり、カットレットを脂身が多く固くならない豚肉の厚切り肉、天ぷらで鍛えた油調理、面で鍛えた茹で感覚、いろんな特技が合わさりながら、悪戦苦闘の結果、ポークカットレットから、「とんかつ」という、洋風食材を和風の調理法でつくる「洋食文化」の英雄が誕生した。
あと、カレーとコロッケが三大洋食。
どれもうまいよね😋
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