第1章 仕事は人を感動させる
JR九州が運営する豪華列車「ななつ星」。
感動する人じゃないと人を感動させられない。人を感動させるには、その人をちゃんと見て、その人に何をしたら良いかを考えるべき。
ななつ星の運営はその点についてものすごく考えられていて、スタッフにも浸透していることがよくわかる。
事例1:高倍率の厳正な抽選
当選者には電話告知
電話口では1人が話し役
他のスタッフは拍手や盛り上げ役
乗車までの間の連絡20回
初対面で「あいたかった」と言われる
事例2:音楽の効用
旅の終わりにみんなで集まって
旅の写真のスライドショーをみる
その時のバイオリンがエンディングを
盛り上げる。半分は号泣。
辛い時、苦しい時、歌を歌うと
明るくなる。加山雄三のお嫁においで
浜ちゃんの「明日がある」
事例3:思いと手間が感動を呼ぶ
福岡の老舗の寿司職人に軽い気持ちで
お願いした車内ランチ。昼の4時間程度
の拘束だから快諾してくれると思ったが
実際は朝5時から調達と仕込みをやって
材料を持って乗車して、飯を食わずに
14時まで、9時間の拘束。
自分がお腹が減ってないと美味しいもの
がつくれない。
そんな職人が目の前で握る寿司は絶品
事例4:神社の参道は長い方がいい
参道の砂利を歩くのは浄化の時間
たっぷりと時間をかけて浄化ができる
ように長い方が良い。それと同様に、
先頭のVIPルームの最後尾。大きな窓
から景色が遠ざかっていくのが見える
食堂車は1番遠い先頭に。
時間をかけることに価値がある
手間と時間をかけて、簡単にできないから感動する。感じて動く。そこには想いの強さが必要。全てを平らにしてしまうのではなくて、どこに想いを載せるか。そしてそこに注力する。
そのためにはまず自分が感じないと。
子どもにも教えたい。
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