人は誰でもこの瞬間から幸福になれる。「気の持ちよう」と言うシンプルでポジティブな話を掘り下げた考え方という感じでとても共感した。
誰もが「人生の主役は自分なのだ」という事を意識しているが、「誰もが世界の中心なのではなく、世界の一部」という指摘にハッとさせられた。
全ては対人関係。不幸も幸福も対人関係の状態で自分が決定していること。個人的には「孤独」が不幸だと思っていたが、もっと悪い事があるなと。
原因論で考えると行き止まり、目的論だと道が見えるという新発見!
「何が与えられるか?」ではなく、「与えられたものをどう使うか?」というのは自分が心がけていることと一緒で共感した。
課題の整理と他者の課題に介入しない、自分の課題に介入させないことが対人関係の入り口。その上で、自己受容、他者信頼、他者貢献がポイント。専門家の考えることは深くて参考になる。「自分が正しい」と思った時点で権力争いに足を踏み入れている。これも反省。
「怒り」を道具と見ることで、使わなくてもいいっていうのも面白い。
「承認欲求を否定する」というのは賛成。もともと「褒める」というのがちょっと抵抗あって、こどもや初心者、仕事のお客さんならまだしも、基本「対等」がベースなので、「褒める」という行為は、なんか偉そうで違和感満載だった。
「他人の期待を満たす必要はない」
「他人は私のために生きていない」
「自分を変えられるのは、自分しかいない」そのためにベストだと思うことを選択する。他者がそれをどう評価するかは他者の課題。だから承認欲求は不自由を強いる。
なるほど!自分のモヤモヤはそうだったのか!と
「嫌われたくない」は自分の課題だが、「私のことを嫌うかどうか」は他者の課題。対人関係のカードは常に私が持っている。私が目的を変えて仕舞えばいい。原因は変えられない。私が変わったところで、変わるのは私だけ。私の変化に伴って相手が変わる可能性がある。
課題を分離すると、本当にシンプルだ!
その上での共同体(仲間)意識。世界の中心は自分ではなく、自分は主役でありながら、世界の一部であるという事実。全体の中の一部として大事なのは、自己受容x他者信頼x他者貢献。今の自分を受け入れて、他者を無条件に信頼し、相手のために何ができるかを考える。人生の幸福感は「他者に貢献した」という感覚でのみ得られる。
10人いたら、1人はお互いに合わない嫌いなタイプ、2人は心が通じるタイプ、7人はどっちでもない。どこを見て考えるかが重要で、間違えやすそう。
「特別でなければならない」という感覚は、努力を伴えば「良い方」へ、努力を伴わなければ「悪い方」への特別へ導いていくが、「普通であることの価値」を認識しないといけない。
高校生の頃の進路相談で「いまを生きる」と書いて怒られた。確かに進路相談でする話じゃなかったけど、自分の思ってたことは悪いことじゃなかった。
モヤモヤしていた自分の考えが、よりはっきりと、より深く理解できた気がする本でした。
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